パク・クネ大統領に対する思いをぶつけた大邱の女子高校生(全文+映像あり)
あまり政治的な事にはもともとそこまで詳しくもないので発言もしたくないし、つっこまないようにしているのですが、
現在韓国で話題になっている大邱の女子校正によるスピーチ。
選挙権のない一般の女の子が訴えかけたメッセージに心打たれた大人たちが多数います。
約7分間話しているのですが全て暗記してきたそうで、カンペは持っていますが見ないで話していました^^
要約ですが全文の内容です。
ネイバーのリアルタイム検索ワードに入ってから、ブログや記事などで取り上げられていました。
7分間の動画も拡散されています。
以下スピーチの全文です
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『こんなに多くの方々が来てくださって、私は一人じゃないんだと思い心強いです。
私達が今日、パク大統領、実際彼女をなんて呼べばいいか本当に悩ましいですが、国の指導者としての他の呼び名がないため、大統領と言います。
私達は今日、パク大統領の国家権力を私有化するチェ・スンシルさんと一緒に国民を馬鹿にして国家に背いた罪に向かい合って正義を実現するためにここに集まりました。
私は本当にごく普通の高校生です。
普段なら歴史の教科書を読みながら、もうすぐある模擬テストの準備をしていたでしょう。しかし、私はこの不当でとても悲惨な現実を見て、これは本当におかしいと思い、本日 生きている歴史の教科書(スピーチの場)に出てきました。
私は何かをしなければなりません。
私の為に汗水流して働き、しかも社会からは一番下の身分として暮らしている両親の為に、社会に出る前に絶望感を感じている受験生の先輩方、更にまだ幼くて事の状況が分からない子供たちを見ながら、この子たちによりいい明日や明後日を与えるために私は何かをしなければなりません。
現在パク大統領は、そして韓国の大部分の言論は、大統領ではなくチェ・スンシル氏に焦点を当てています。しかし私はこれが本質を濁らせていると思います。
パク大統領は現在、チェ・スンシル問題以外にも、歴史教科書・セウォル号沈没事件…等でありえない政策と対処で国民を丸めこんできました。
増税しない福祉という逆説的な公約を立てて大統領選挙に当選した以後にも、タバコ税や間接税上昇等で多くの市民を苦しめてきました。
パク大統領は11月4日に対国民談話を通して、政治と経済のために大統領を辞めることは出来ないというメッセージを残しましたが、
皆さん!彼女が大統領の時に国情がちゃんと回っていたことがありましたか?
一体あなたが作りたかった国はどんな国なんですか?
あなたにとって大統領とはどんな人物なんですか?
私達青少年は、このような現実を見て、なんのために勉強してきたんだ、と絶望的な気持ちでいっぱいです。
パク大統領、いやパク・クネさんこそ、この全ての問題の根源であって、チェ・スンシルさんはこの全ての事件の門を開くゲートの役割に過ぎません。
結果的にパク大統領とチェ・スンシルさんの違う点といえば、
パク大統領は国民の代表の座という権力をもっているということです。
みなさん、権力の力が大きいほど、それに対する責任も大きくなるのが当たり前です。
彼女が自身の職位を利用して権力を乱用したのなら、これからは乱用した権力に対する責任を取る番です。
そうして私は今日開国57年11月5日次のとおりパク大統領に責任を要求します。
一つ、パク大統領は演説文及び青瓦台の資料を無断で配布・修正し、民主主義を否定し、すべてのチェ・スンシル事件に対する真実を正してください。
私達が望むのは、はっきりとしない解明ではなく真実です。私達国民・主権者はこれらを知らなければならない理由があり、権利があります。
一つ、パク大統領は本人を含めて国民をたぶらかしたことに対し公定し、検察の捜査を受けてください、
政府も国会も信じられないこの中で、検察の言葉が信用できますか?
公正で透明な捜査のため、厳重な処罰をしてください。
私達はこれ以上、意味のないウソ・ホントゲームはしたくありません。
一つ、パク大統領は演技はやめて真正な責任と謝罪をしてください。操り人形姫を甘やかす家畜ではありません。
私達はそんなあなたの100秒更に9分20秒のたわごとではない全ての過ちにふわさしい責任を求めています。
もちろん、あなたの支持率は5%で、10~20代の支持者が100人中1人というこの局面で、あなたの謝罪はまずあなたが大統領を辞めることから光を発するのです。
皆さん。私は怖いです。こんにちの私達の努力がこの事件の事実が
過去の事件のように徐々にぼんやりしてしまい忘れ去られるかと思い…。
いまのこんな社会に所属しなければならないのかと恐ろしいです。
こんな社会を乗り切るためにも私たちは一緒に努力しなければなりません。
青少年たちが夢をみる明日のために、どうか今日のことを忘れないでください。
56年前1960年5月28日。まさにこの土地で大邱の学生たちが不義と否定を糾弾し民主主義を守ったように、私達も今日またやり遂げなければなりません。
尊敬する大邱市民の皆さん。これは終わりではなく始まりです。
この道がの最後がどこなのか、何が待っているのか分かりませんが、私たちはお互いに手をつないでゴールを見ましょう。
自由で、正義あふれる韓国の無限の栄光を願って
民主主義万歳!
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スピーチのところどころでは観衆たちの熱い声援もあり、
最後まで力強く話していました。
人前でこのように政治的発言をする勇気、恐怖もあったでしょうね。
単なる演説に思えるかもしれませんが、前日にエントリーして自分で考えて作ったスピーチ文だそうです。
こうやって訴えている女の子がいることをもっと世間にアピールできたらいいですね。